Journal of Graphic Science of Japan1997Vol. 31(Supplement), pp. 183–184
大村 勝
Abstract
CAD教育が実施されて約10年ぐらい経過したが, どこの大学においても種々の問題点が発生しており, CAD教育は本当に必要なのか, CADよりも手書き図面の方が重要ではないか, 等々の議論がなされてきた。しかしながら, ワープロが普及したように, CADも産業界においてかなり普及しており, CADの良否に関係なくCAD教育はなされていかなければならないと考えられる。現状の問題点から, 改革策として8項目にまとめた。1) CAD教育を十分に行うためのカリキュラムを再検討し, 加工や実習, JIS通則, 図学の必要性2) 手書き図かCADかという議論に対しては, どちらも重要であることを指摘3) CAD教育のみの講座を作り, CAD教育担当者の養成も行うべきであることを提案4) 各大学個別, 別々に行われているCAD教育の一部を共通化し, テキストを共通化する5) FEMやNCカッタパスと連同する, CAEとCAMとのリンクをできるCAD教育の提案6) CAD教育を行った場合の評価方法や評価のあり方について, 一定の考えで行うこと7) 2次元CADから3次元CADへ, 可能ならば3次元CADが必要である8) CAD教育が大学教育の活性化につながるものにすることが, 必要である
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